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【浜学水泳部】鷹乃&香菜スレ【第4レーン】

1 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/20 21:56 ID:???
これから梅雨の季節となりますが、それを過ぎれば夏です!
キャラに萌えている人も、キャラハンに萌えている人も、中の人に萌えている人も、
みんなで一緒に鷹乃&香菜について語り合いましょう!

【前スレ】
・【マーメイド】寿々奈鷹乃【3走目】
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1053441202/l50

【過去スレ】
・・・・信じて・・・いいの?〜寿々奈鷹乃〜
http://game.2ch.net/gal/kako/1006/10066/1006612114.html
・【虫カゴ持参】寿々奈鷹乃【2ターン目】
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1039139514/l50

関連スレは>2-10のどこか。


2 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/20 21:57 ID:???
【関連リンク】
・KID
http://www.kid-game.co.jp/index_1.html
・Memories Off 公式サイト
http://www.kid-game.co.jp/kid/game/game_galkid/memoff/
・Memories Off〜それから〜 公式サイト
http://www.kid-game.co.jp/kid/game/game_galkid/memoff/game/sorekara/memsore_top.htm

【関連スレ】
・Memories Off 総合スレッド Vol.34
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1084720622/l50
・KID総合25th
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1083124018/l50
・何でささkむつみは・・・【336-6】
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1077487034/l50


3 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/20 21:58 ID:???
【キャラスレ】
・雨の日の想い 双海詩音スレ 〜その4〜
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1044219481/l50
・【ボーイッシュ】音羽かおるはイイ女【黒タイツ】
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1082052244/l50
・今坂唯笑スレ 第7期 〜荷嶋音緒ちゃんと一緒♪〜
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1081521402/l50
・【双子の】相摩嬢スレッド【姉妹】
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1061806172/l50
・メモオフ2のほたるたんはエロカワイイ 2
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1077469538/l50
・南つばめよ。あら、質問?4時限目〜光風霽月〜
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1055080888/l50
・白河静流3
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1072628454/l50
・【サイボーグ】鳴海沙子スレ【いさこちゃん】
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1067505496/l50
・響タン萌え萌えスレ 〜ちっがーうよン♪〜
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1039109947/l50
・カナタ萌え萌えスレ(声のことは突っ込むな)
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1038476973/l50
・★【想い出は】Memories Off総合 8th【それから】★ @キャラネタ板
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1081644325/l50
・小夜美さんと夜のホームでキスをしたい人の数→ @太陽板
http://www.alfheim.jp/~narikiri/narikiri/test/read.cgi/TheSun/1067466032/l50


4 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/20 22:01 ID:BDoQuYoI
>>1


5 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/20 23:05 ID:???

                , - ,
          r‐ ''フ'`''' '‐、,ノ,--‐ ''ヽ
          ,!'"´ ̄``'ヽ、  .,、‐‐',. ',
          ノ  ,r'7 ̄ヽ、ヽ'_- 、 ヽ '
          ' ‐ ' ノ     '´ )''  `
.            7 ̄`` ` r‐ ''
             jゝ    ノ                               r'"'i
            ,'  j  /                            r_''ニ'''´ ' ''‐. 、
.           i  ,' .ノ                              ' ィ .,,.,,_>`''ヽヽ
           j. .,' ィ                               /  f    "´
.          j.  r' ,'                               / ,.'.ノ
          ,' /し'                               ,' .,.' /
.          i . ,'                                ヽ,`.i'
.          / '、    _ _ , , , , 、、 、       - - ‐ ‐  - .' '- -     、 、、、、
 ''''''' """"""´   ´´´ ̄


6 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/20 23:43 ID:???
クソスレ鷹乃氏ね


7 :名雪さん@1字違いで名無さん:04/05/21 05:54 ID:???
(ノ゚Д゚)人(゚Д゚ヽ)おっはようおっはようボンジュール♪

って前スレが変な風に埋まってしまったか・・・

8 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/21 08:14 ID:???
流行のスール制が適用されたスレはここですか?

9 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/21 21:04 ID:???
なんだかよくわかりませんが
鷹乃と香菜がいつ来てもいいように
双頭ディルドーを置いておきますね。

10 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/21 22:34 ID:???
メモそれに鷹乃も香菜も出ない以上、完走できるとは思えんw

11 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/21 22:37 ID:???
香菜ルート
ACT1
それじゃ困るよ
忘れるわけ無いだろ
ACT2
どっちも好き
主導権を握る
調子どう?
全部話してしまう
神楽の事かな?
ま、色々とね
かわいいと思う
好きじゃない
すぐに攻撃する
ACT3
素直に起きる
自分が玄関に行く

12 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/22 00:06 ID:???
どうせならチャボ組み総合スレにすればよかったのに

13 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/22 00:17 ID:???
詩音スレはまだ継続中だから無理ぽー

14 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/22 00:28 ID:???
たかなのエロ小説でも書いてハァハァするか。
問題は純愛でいくかリョジョークでいくかだな。

15 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/22 16:18 ID:???
純愛リョジョークでおながいしまつ

16 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/22 17:48 ID:d0E9Q/fx
そしてこのスレに載っけてください

17 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/22 21:50 ID:???
しんすれおめでとうございます。またかなおねえちゃんや
こんどはたかのおねえちゃんともいっぱいおはなしできるかな?
あえないかもしれないけどあえるとうれしいな。

3ねん1くみ みゆみゆ


18 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/22 23:46 ID:???
鷹乃攻めで

19 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/23 00:30 ID:???
鷹乃と香菜をふたり並べる。
二人のオマンコに詰めれるだけ生きたゴキブリを詰める。
次に二人の尻の穴にこれまた生きたミミズを詰める。
貞操帯を付けさせて完成。

ヽ(・∀・)ノワショーイ

20 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/23 12:12 ID:???
この展開では鷹乃タソは来そうにない罠

21 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/23 19:29 ID:???
ゾリをなめたらあかん、奴はやる漢やで。ワイは信じとる。


22 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/25 08:04 ID:UzeQxUf6
保守

23 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/26 22:42 ID:???
ゾリンヴァ来るまで香菜キャラハンのティムポしゃぶって待ってる

24 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/29 21:51 ID:???
じゃ俺は香菜が来るまでゾリの(ry

25 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/30 11:37 ID:???
香菜はいつカムバックしてくれるのか

26 :名無しくん、、、好きです。。。:04/05/31 09:53 ID:???
鷹乃タソ次第

27 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/01 22:55 ID:tuCAkcxz
>21
「…そんな風に言われたら来るしかないじゃない」

28 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/03 18:24 ID:VT5W1p34
保守

29 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/05 22:48 ID:???
いい加減香菜キャラハンのティムポしゃぶるのも飽きたし今度は香菜キャラハンのケツ掘ってケツの穴でイく喜びを教えてやる

30 :(,,-д-)さん:04/06/06 16:13 ID:???
人がいない今なら言える!!





















                                         ∧∧
                                             (-д-)
                  | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|       .______(__つ○)
   、―、―、/ ̄/ ̄/       ̄7  /   /       / / |_  _|__|
  /    ̄  \ ∧∧    .ノ  ⌒ヽ.∧∧    |  |  |_  _|__|
  |  ∧ .▽    |(-д-)__   <__∠>  .|(-д-)   .|  |   |__|  .|(-д-)_
  |  |/  / o (ノ_|___|      ( .o(ノ|   |    .|  |/(  o(ノ_|___|
  \__/\.__ノ_ノ       \_ノ__ノ     ヘ__/_ヽ__ノ__ノ
           し`J            し`J             し`J

31 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/06 16:24 ID:h10fK9IQ
無駄な改行が鬱陶しいんですけどー?

32 :名雪さん@1字違いで名無しさん:04/06/06 16:31 ID:???
スミマセン・・・orz

33 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/06 16:41 ID:???
>>30
しかもただのかまって君ワードかよ

34 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/06 17:44 ID:???
たわけ!キサマなどガッの価値もないわ!

35 :鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ:04/06/07 06:09 ID:???
(´-`).。oO(…みなさん反応が早いよなぁ・・・)
(´-`).。oO(…しかし、大物を釣るにはどうすればいいのだろうか・・・)

36 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/07 15:06 ID:???
>>35
実はね、すっごい秘密なんだけどね、
  こっそり秘密で教えてあげるね


37 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/07 21:26 ID:???
>>36
大物を釣るには鷹乃の前でオチンチンを高速でしごくんだ!

38 :(,,-д-)さん:04/06/08 21:45 ID:???
(´-`).。oO(…2人が来るまで>36のオナニースレになるのか・・・)

… ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

39 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/09 05:39 ID:???
外部板回ってたら面白いスレ見つけた。
ttp://twoofhearts.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/avalon/#2
どっかで見たことある人だと思わないか?w

40 :鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ:04/06/09 23:01 ID:???
花梨もお気に入りのキャラだけにふいんき(ryがにていますねぇ・・・。

しかしあの攻撃AAの種類の多さには脱帽でしたよ。厨な私とはレベルが違いすぎです!!


41 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/10 20:35 ID:???
HAWK鷹乃タンハァハァ

42 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/10 23:28 ID:???
H(激しく)
A(喘ぎながら)
W(「私もう駄目ぇ!」と)
K(腰を振る)
鷹乃タンハァハァ

43 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/11 18:39 ID:???
LESBIAN香菜タンハァハァ

L(拉致された後)
E(遠方へ連れていかれ)
S(さらわれた鷹乃と共に)
B(ベッドの上で)
I(色っぽい声で悶えつつ)
A(愛欲に)
N(流されどこまでも溺れていく)
香菜タンハァハァ

44 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/14 15:14 ID:???
>>42
萌えた

45 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/15 22:39 ID:???
鷹乃「したいの…激しいのがしたいのっ!」

46 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/16 00:40 ID:???
ほれ、これが欲しいのか?欲しいんならきちんとおねだりをしてみろ。

47 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/16 19:31 ID:luKaNTL7
いい具合に盛り上がって参りました!

48 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/16 19:57 ID:???
鷹乃「(駄目…そんな浅ましいこと…でももう駄目…我慢できない…堕ちる…)
    ください…もう我慢できないのっ!それです、そのたくましいのちょうだいっ!」 

49 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/16 19:58 ID:???
ほたる:「ダメ〜!! 健ちゃんは、ほたるだけなんだから!!
       健ちゃん、そうだよね・・・?」

50 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/16 21:13 ID:???
鷹乃も>49の雌豚を見習って立派なペットになるんじゃぞ?

51 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/17 22:17 ID:???
>>48
グッジョブ!
SSでも書いてくれ。

52 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/18 01:57 ID:???
鷹乃ってあれだけ食うのにあのスタイルってことは
ウンチの量がすごいってことだな。

53 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/18 07:16 ID:???
>>52
死ね

54 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/18 20:51 ID:???
ウンチなど飾りでs

55 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/18 21:23 ID:???
鷹乃は毎日詩音に浣腸責めされてるんだよ

56 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/20 01:46 ID:???
はいスカトロネタは終了。
誰かSS投下してくれ。

57 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/21 05:29 ID:???
保守

58 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/25 15:14 ID:???
それからで名前しか出なかった(しかも誤字)ので終了。

59 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/25 20:53 ID:???
嗚呼、悲しき香奈。

60 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/25 21:09 ID:???
香奈「香奈じゃなくて香奈ですぅ!」

61 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/25 22:01 ID:???
まぁあれだ。
後輩からもてるらしいってくらいにしか知らんような人の
フルネームを漢字一字たりとも間違わずに覚えてる方が
おかしいということで。

62 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/25 22:53 ID:???
>>61
つまりあれはKIDが間違ったのではなく一蹴が名前の漢字を勘違いして
覚えていたと。上手いフォローだw

63 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/26 06:45 ID:???
社印筆紙だな

64 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/26 08:55 ID:???
しかし、しっかり者の香菜って想像つかんな

65 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/26 20:41 ID:???
なんだカナ

66 :(,,-д-)さん:04/06/26 21:58 ID:???
しっかり者なのは香菜ちゃんではなく香奈の方だな。間違いない。

67 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/28 20:26 ID:???
MemoriesOff 〜もう1つのそれから〜

【鷹乃】「もう、本当に送ってくれなくてもいいのに」
【健】 「そういうワケにはいかないよ」
【健】 「いくら鷹乃が強いからって夜道に女の子一人で歩かせたりしたら危ないよ」
ボクと鷹乃は学校帰りに海岸を歩いていた。
季節は秋へと移り変わり、学校のプールで泳ぐことができなかった鷹乃は市内にあるスポ
ーツセンターのプールに通い始めた。ボクはその練習に付き合ったというワケだ。
【健】 「つくづく残念だったね」
【鷹乃】「え?」
【健】 「大学の推薦のハナシ」
【鷹乃】「あぁ・・・あのハナシ? まだ、気にしているの?」
【健】 「当たり前じゃない? 今日の鷹乃の泳ぎを見ていたら何で推薦で落ちたのか全
     く理解できないよ」
鷹乃は夏休み明けに行われた大学の推薦入試を受けたのだが、休み中の練習不足はとうと
う補えずに不合格という結果に終わった。

















68 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/28 20:27 ID:4gDtYvpl
だが、本人は別に落ち込んだ様子はない。
【鷹乃】「試験に落ちたのは私の練習不足のせい。それは仕方ないわ」
【健】 「でも・・・」
【鷹乃】「いいのよ。別に推薦入試で落ちたからといって、その大学に入れないワケじゃ
     ないんだから」
【健】 「それはそうだけど」
【鷹乃】「なら、いいじゃない。それよりも私は今、泳ぐことが楽しくて仕方ないの。1日
     中でも泳いでいたいくらい」
言葉通り、鷹乃は放課後から閉館時間までたっぷり3時間ほど泳いでいる。それでも普段の
練習時間より少ないのだと不満を口にしていた。
【健】 「鷹乃は強いな」
【鷹乃】「そんな事はないわ。でも、もし強くなっているのなら・・・」
【鷹乃】「それは・・・伊波君のおかげよ」
鷹乃は少し照れながら、そう言うとボクの手を握り締めてきて、そっとボクの肩に頭を乗せ
てきた。
そこからは鷹乃の髪とわずかな汗の香りがボクの鼻腔をくすぐった。
【健】 「鷹乃・・・」
ボクは立ち止まると鷹乃の華奢な両肩を優しく掴んだ。
鷹乃はゆっくりと目を瞑った。
そういえば、ボクと鷹乃はあの日以来キスを交わしてないことに今更ながら気付いた。


69 :鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ:04/06/28 22:20 ID:???
>67-68 (・∀・)イイ!!

70 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/28 22:41 ID:???
>67-68 
短いながらも心温まる感動作。イィ!!

71 :67-68:04/06/28 22:49 ID:???
スイマセン・・・。
続きがあるんですが・・・。
反応をみてから、明日にでも続きをと思っていて。。。


72 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/29 07:16 ID:???
>>71
楽しみにしてます。

ところで鷹乃って入試に落ちたんだっけ?
練習不足で大会かなんかで結果が出せず枠からはずされたんだと思ってた。

73 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/29 20:32 ID:???
ボクは、ゆっくりと鷹乃に顔を近づけた。
鷹乃の体温を感じる。
そんな時だった。
【??】 「おいおい〜」
【健】  「!?」
【不良A】「見せつけてくれるじゃねぇかよ」
【不良B】「オレ達も混ぜてくれよ〜」
突然、暗がりから現れた2人組の男達はニヤニヤと薄ら笑いを浮かべながら、こちらに歩
み寄ってきた。
【健】  「アンタ達は・・・」
その2人はいつか学校近くで香菜ちゃんにちょっかいを出して鷹乃に平手打ちを食らった
男達だった。
【鷹乃】 「なんなの? アナタ達」
【不良A】「あぁ!? 見ればわかるだろ?」
【不良B】「この前の礼をさせて貰おうと思ってよぉ!」
【健】  「礼ってオマエら!」
どうやら、2人はこの前のことを根に持って仕返しに来たらしい。
あの時は、ちょっとした騒ぎになったおかげで人が集まってくれたので何とかなったが、た
だでさえ人通りが少ないこの時間と場所ではそれも期待できない。


74 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/29 20:33 ID:???
【不良A】「この間、叩かれたこの頬がまだ痛くてよぉ!」
わざとらしく左の頬をさすっている。
【不良B】「慰謝料貰わねぇとなぁ」
そう言うと、男は鷹乃の姿を上から下まで舐めますように見る。
【健】  「たかが女の子に平手打ちされたくらいで痛みが残ってるワケがないだろう」
男達が言っていることは、ただの因縁にsぎない。
コイツらの狙いは最初から鷹乃なのだ。
それがわかったボクは拳を強く握り締め前に踏み出そうとした。すると、
【鷹乃】 「まったく。しつこいわね・・・」
【不良A】「あん?」
【鷹乃】 「しつこいと言ったのよ。まるで死に損ないのゴキブリみたい・・・」
鷹乃はキッとした眼で相手を睨みつける。
【不良A】「・・・な!」
【鷹乃】 「なに? ゴキブリが不満だったらウジ虫に言い換えてもいいわよ? どちら
      も害虫以外の何者でもないけれど」
【不良A】「こ、この野郎っ!」
鷹乃の言葉に逆上した男が彼女に殴りかかる。
【健】  「クソッ!」
ボクは鷹乃をかばうように前に出ると相手の太腿目掛けて右足で蹴りを入れた。
バシッ! という肉を打つ打撃音が響いた後、相手はもんどり倒れた。
【不良A】「グアッ! 痛ぇ!」
男は太腿を押さえて苦悶の表情を浮かべている。
一応、ボクはサッカー部だったこともあり、何も鍛えていない人よりは蹴る力はあるハズ
だ。その蹴りをまとも食らったのだから恐らく青あざくらいでは済まないだろう。
だが、1人倒してホッとしてしまったのか、もう1人いたことを忘れていた。


75 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/29 20:34 ID:???
【鷹乃】 「伊波君っ! 危ない!」
鷹乃の声が聞こえたものの遅かった。
【不良B】「おらぁ!」
ガッ!
【健】  「グッ!」
男の拳がボクの顔面を捉えた。
一瞬、眩まいを起こしそうなほどの衝撃で足がよろめく。
【鷹乃】 「伊波君っ!」
ガシッ! 
【健】  「ウグッ!」
また、顔面を痛打される。口の中に鉄の匂いが充満する。
【不良A】「この野郎っ! ふざけやがって!」
そのうち、さっき倒した男も立ち上がってきて襲い掛かってきた。
【不良B】「おい! オメェはコイツを頼んだぜぇ。オレは、女の方をおとなしくさせる
      からよぉ。今度は油断するんじゃねぇぞ」
【不良A】「へへへ。わかった」
男達は卑しい笑い顔を浮かべながらジリジリと近づいてくる。
ボクは鷹乃を庇うように男達に立ち塞がった。


76 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/29 20:35 ID:???
【健】  「ふざけるな! 彼女には指1本さわらせない!」
【鷹乃】 「伊波君・・・」
【不良A】「あぁ!? 死にてぇのかぁ!」
【健】  「死んだってどくもんか! 来るなら来いよ!」
【不良B】「上等だっ! お望み通り殺してやるよ!」
それからは一方的に殴られ蹴られ続けた。
ボクは鷹乃だけは傷つけまいと男達に立ちはだかり盾になった。
鷹乃はボクの後ろで「伊波君どいて!」と悲痛な叫び声を上げ続けたがボクは決して彼女
の前から離れることはなかった。
ボクには、それしかできなかったから。
だが、さすがに殴られ過ぎたのか、意識が遠のきそうになる。
【健】  「畜生・・・」
そう、半分近く意識がなくなりかけながら、そう呟いたトキ。
男達の背後から叱責する声が響いた。
<つづく>

77 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/29 22:21 ID:???
>>73-76
乙です。
続き期待してます。

てかイナケン弱いなぁ…

78 :(,,-д-)さん:04/06/29 22:46 ID:???
>73-76 ヽ(´ワ`)ノ 乙ですよ!

79 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/30 05:10 ID:???
>>73-76
乙〜
鷹乃タンが不良どもに陵辱される展開になったらどうしようとおもってしまった・・・

80 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/30 07:18 ID:???
【??】 「おやめなさいっ!」
男達の背後に1人の女の子が立っていた。
【不良A】「なんだテメェは?」
【??】 「貴方のような不逞の輩に名乗る名前などありません」
まるで汚物を見るように女の子は言った。
【不良B】「んだぁ!? テメェも一緒にやっちまうぞ!」
【??】 「フンっ。 できるものなら、やってごらんなさい。ただし!」
女の子はやおら持ってい長細い袋から長い竹刀のようなモノを取り出し構えた。
【??】 「私は強いですよ」
【不良A】「クッ!」
一瞬、女の子のオーラに気圧されたのか男達が怯んだ。
【??】 「どうしました? かかっては来ないのですか?」
薙刀の構えで挑発するように微かな笑みを漏らして女の子は言った。


81 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/30 07:18 ID:???
【不良B】「こ、この野郎っ!」
1人の男が飛び掛るように向かって行った。
だが、その動きを素早くかわすと
【??】 「面っ!」
【不良B】「ぐぁぁぁっ!」
男の額に竹刀の切っ先がメリ込んでいた。
【??】 「次っ!」
【不良A】「てめぇ!」
男の拳が女の子の顔面目掛けて飛ぶ。
だが、身体を後ろに引いて簡単に拳をよけると竹刀を横に倒して
【??】 「胴っ!」
竹刀が男の脇腹に叩いていた。
あっという間の出来事。
2人の男は悶絶しながら地面に横たわっている。
【??】 「まだ、やりますか? まだやるなら命の保障はしかねますよ?」
女の子は男達を見下げるように冷たく言い放った。
【不良A】「・・・ず、ずらかるぞっ!」
【不良B】「お、覚えてやがれ!」
そう決まり文句を言い残し男達は逃げるように去って行った。



82 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/30 07:20 ID:???
【??】 「ふんっ。口ほどにもない」
そう言うと持っていた薙刀の竹刀を袋に戻した。
【健】  「あ、あの・・・」
【??】 「え?」
【健】  「危ないところを助けて貰ってありがとう」
本当に危ないところだった。
もし、このコが来てくれなかったら鷹乃を助けられたかどうかわからない。
【鷹乃】 「私からも、お礼を言うわ。本当にありがとう」
鷹乃も礼を言う。
だが、彼女の反応は素っ気無いものだった。
【??】 「礼には及びません。たまたま通りかかっただけです」
【健】  「でも、君が来てくれなかった危ないところだったから」
【??】 「そうですか? ならばもっと明るい道で帰られることですね」
【健】  「そうだね・・・。アハハ」
なんか、素っ気無いコだな。
【鷹乃】 「貴方も浜咲学園の生徒なの?」
鷹乃が女に向かって言った。
見ればボク達と同じ制服を着ていることに今更ながら気付いた。

83 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/30 07:21 ID:???
【??】 「・・・・・・・・・」
【鷹乃】 「良かったら名前教えて貰えるかしら? きちんとお礼もしたいし」
【??】 「だから、礼には及びません。当然のことをしたまでです」
【鷹乃】 「そういうわけには行かないわ。助けて貰っておいて名前も聞かないなんてい
      う礼儀知らずなことできないもの」
すると、女の子は鷹乃の言葉に仕方なしといった顔をして答えた。
【??】 「藤原・・・雅です。そういう貴方は寿々奈先輩とお見受けしますが」
【鷹乃】 「え? 私のこと知っているの?」
【雅】  「ええ。水泳部のエースで後輩からの信頼も厚いと聞いています」
【鷹乃】 「そんなことはないわ」
【雅】  「でも、そちらの方は存じ上げません」
藤原さんはボクの方をチラリと見た。
【健】  「あ、ボクは・・・」
そう言いかけたのだが
【雅】  「それでは」
そう言うと藤原さんは立ち去ってしまった。
だが・・・。途中で立ち止まるとこちらを振り返った。

84 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/30 07:22 ID:P5F9tzgv
【雅】  「貴方は、さきほど何故、寿々奈先輩を身体を張ってまで守ったのですか?」
藤原さんは不思議そうな顔でボクに聞いてきた。
【健】  「え? 彼女はボクにとっては、かけがいのない大事な人だから守るのは当然
      じゃないか」
【雅】  「・・・大事な人・・・ですか?」
【健】  「あぁ、そうだよ。ボクにとって鷹乃は大事な人だ」
【雅】  「・・・そんなもの信じられません」
【健】  「え?」
【雅】  「世界は偽りに満ちているのです。そんなもの一時の熱病に冒されているよう
      なものです」
【雅】  「失礼します」
そう言い残すとスタスタと歩いていってしまった。
【健】  「・・・・・・・・・」
【鷹乃】 「・・・・・・・・・」
【健】  「素っ気無いコだなぁ」
でも、何となくかつての鷹乃に似ているような気もした。
男を寄せ付けないときの鷹乃に。
【鷹乃】 「そうね・・・でも」
【健】  「ん?」
【鷹乃】 「いいえ、何でもないわ」
鷹乃は少しだけ笑みを浮かべると彼女の後姿を見つめていた。
【健】  「・・・・・・?」
ボクは鷹乃が何を言いたかったのかわからないまま
風のように現れて風のように去っていった彼女の後姿を黙って見つめた。
<つづく>

85 :80-84:04/06/30 07:57 ID:???
あぅぅ・・・。 ageてしまいました。。。 申し訳ない。。。

86 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/30 09:43 ID:???
>>85


87 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/30 19:33 ID:???
雅が微妙にロム兄さんのようだ

88 :名無しくん、、、好きです。。。:04/06/30 20:58 ID:???
彼女がいるにも関わらず他の女にうつつを抜かし
己の欲望のままに行動して彼女を傷つける

人、それを浮気という!

89 :名雪さん@1字違いで名無さん:04/06/30 22:04 ID:???
>85 乙・・・といってもそれからをやっていないよ〜〜〜。

90 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/01 08:50 ID:???
続きマダー?

91 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/01 21:15 ID:???
ageとく

92 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/01 22:16 ID:s7xe+xYM
【健】  「あれ?」
【鷹乃】 「ちょっと大丈夫!?」
藤原さんが去った後、緊張の糸が途切れたのか下半身に力が入らなくなり、その場に崩れ
落ちてしまった。
男達に殴られ蹴られたりした箇所が今になって猛烈に痛み出す。
【鷹乃】 「伊波君っ!」
慌てて鷹乃はボクを抱え起こした。
【健】  「アハハ・・・。少しやられ過ぎちゃったみたいだ」
ボクはなるべく笑いながら答えた。
【鷹乃】 「伊波君・・・」
【健】  「大丈夫だよ。少し休めば治るから。それより、鷹乃に怪我がなくてよかったよ」
【鷹乃】 「そんなことっ! 伊波君がこんなになったらしょうがないじゃない」
【健】  「アハハ。そうなんだけど、ボクは喧嘩強いほうじゃないし。こうやって鷹乃を
      守ることしかできないから」
【鷹乃】 「まったく・・・馬鹿なんだから・・・」
鷹乃はそう言いながらもボクの頭を持ち上げると自分の膝にボクの頭を優しく置いた。
鷹乃の膝枕はとても心地よい感触で、少しだけ殴られた痛みも和らぐ。

93 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/01 22:17 ID:s7xe+xYM
【鷹乃】 「伊波君て時々、突拍子もないことをするんだから」
【健】  「そうかもしれない。けど、性格だから直らないよ」
たしかに突拍子もないことかもしれない。
けれど、鷹乃を守るためだから後悔はしていない。
【鷹乃】 「でも・・・」
鷹乃が何かを言いかける。
【健】  「え?」
【鷹乃】 「さっきの伊波君の言葉嬉しかったわ」
【健】  「さっきの言葉?」
【鷹乃】 「かけがいのない大事な人だから守るのは当然って言葉よ」
【健】  「あぁ、その言葉ことか」
さっき藤原さんが去り際にボクに聞いたことだ。
【鷹乃】 「とっても嬉しかったわ」
そう言うと鷹乃はボクの髪を優しく撫でてくれた。
【健】  「そんなことで嬉しがらないでよ」
【鷹乃】 「え?」
【健】  「だってボクのこと信じてくれてるんでしょ?」
ボクは鷹乃を決して裏切らない。
だって鷹乃はボクを信じてくれているんだから。


94 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/01 22:18 ID:s7xe+xYM
【鷹乃】 「・・・うん」
鷹乃は少しだけ涙声になって頷いた。
【健】  「鷹乃お願いがあるんだけど」
【鷹乃】 「お願い?」
【健】  「このお願いは絶対に聞いて欲しいんだけどな」
ボクは悪戯っコのような顔をして言った。
【鷹乃】 「いいわ。なんだって聞いてあげる」
【健】  「本当?」
【鷹乃】 「ええ。だから言いなさい」
鷹乃は笑顔で言ってくれたので、少し恥ずかしかったがお願いを口にしてみた。
【健】  「その、ボクの事はこれから名字じゃなく・・・名前で呼んで欲しい」
【鷹乃】 「え? 名前で・・・」
【健】  「うん。鷹乃には伊波君じゃんくて健って呼んで欲しいんだ」
【鷹乃】 「・・・・・・・・・」
【健】  「ダメ?」
【鷹乃】 「・・・少し恥ずかしいわ」
【健】  「さっきは、なんだって聞いてくれるって言ったよ?」
【鷹乃】 「そ、それは・・・」
【健】  「・・・・・・・・・」
ボクは目をウルウルさせて鷹乃を見つめた。


95 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/01 22:19 ID:s7xe+xYM
【鷹乃】 「ズ、ズルイわ・・・。この状態で逆らえるわけないじゃない」
いつかの海岸でも聞いた同じ台詞。
そして、しばらく沈黙の後。
【鷹乃】 「け、健・・・」
鷹乃は遠慮がちにボクの名前を呼んだ。
【鷹乃】 「こ、これでいいのかしら?」
鷹乃は頬を真っ赤にして照れている。
【健】  「うん。ありがとう」
ボクは、そう言うと鷹乃の顔を見つめた。
そんな鷹乃もボクの顔を見つめている。
周りはとても静かで波の音しか聞こえない。
【健】  「・・・鷹乃」
【鷹乃】 「健・・・」
今度は、はっきりとした口調で鷹乃はボクの名前を呼んでくれた。
そして、ボク達は二度目のキスをした。

MemoriesOff 〜もう1つのそれから〜 <終>


96 :鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ:04/07/01 22:40 ID:???
続きキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!

(*´Д`)ハァハァ

97 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/02 19:38 ID:???
いい話だ!

98 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/02 21:15 ID:???
そのうち次回作ヨロ

99 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/02 21:57 ID:???
エロSSキボンヌ

100 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/02 21:59 ID:fj7VGxVP
>>99
(゚Д゚)ゴルァ

101 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/02 22:06 ID:???
>>100
ageてまで突っ込むなよ
それにエロSSは俺も読みたいしな

102 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/02 22:42 ID:???
>>101
(゚Д゚)ゴルァ

103 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/03 00:14 ID:???
それからの「縁」祝福編のピアノ演奏会の場面、縁の左後方に
見えてる2人は鷹乃と香菜では!?


104 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/03 08:56 ID:???
>>103
うpして

105 :103:04/07/03 08:59 ID:???
公式BBSでもスレ立ってたw


106 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/03 15:39 ID:???
>>102
じゃあお前は読みたくないのかヨ

107 :(,,-д-)さん:04/07/03 21:56 ID:???
基本はエロゲーマーな私はエロSSを読みたいです。

108 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/04 20:50 ID:???
保守

109 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/05 18:43 ID:???
神はまだ降りてこないな

110 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/06 21:52 ID:???
詩音スレが着実に埋め立てられてるわけだがどうするよ?

111 :名雪さん@1字違いで名無さん:04/07/06 23:18 ID:???
>110 ガ━━━━Σ(゚Д゚;)━━━━ン!!

香菜しぃ・・・・・・

112 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/07 20:49 ID:???
エロは書けないなぁ。。。
ゴメソ

113 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/07 23:36 ID:???
>>112
そか、残念。
でもシリアスもの等でもできれば投下よろしく。

114 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/08 21:15 ID:???
>>113
了解しますた。


115 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/09 21:57 ID:???
MemoriesOff2nd もう1つの鷹乃END
【鷹乃】「私は父の所へ帰るわ。そうすることで全てが丸く収まるのだから」
【鷹乃】「私、一人が・・・我慢すればいい」
鷹乃は海辺を見つめながら全てを諦めたようにそっと呟いた。
【健】 「そ、そんな・・・。お父さんのところへ帰るって・・・」
【健】 「育ててくれた叔父さんや叔母さん。それに香菜ちゃんだって悲し
     がるよ!?」
ボクはズルイ・・・。
本当はボクが一番、鷹乃に行って欲しくないクセに。
それなのに叔父さんや叔母さん、香菜ちゃんの名前まで持ち出したりして。
だが、鷹乃はそんなボクの気持ちを見透かしたように言った。
【鷹乃】「伊波・・・君は?」
その声は掠れたような小さな声だった。
【健】 「え?」
【鷹乃】「伊波君は、どう思うの?」
【健】 「ボ、ボクは・・・」
思わず言いよどむ。
行って欲しくない。行って欲しいわけがない。
まだ知り合って少しだけれど、これからもっと鷹乃のことを知りたい。
彼女の側にいたい。


116 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/09 21:59 ID:???
けれど、それはボクのエゴじゃないだろうかとも思ってしまった。
だから、ボクは・・・。
【健】 「ボクが鷹乃にアレコレ言う権利はないから・・・」
【鷹乃】「・・・・・・っ!」
【健】 「で、でも、叔父さんや叔母さ・・・」
【鷹乃】「もう、いいわっ」
【健】 「・・・・・・・・・」
【鷹乃】「・・・・・・・・・」
気まずい沈黙。
だが、やがて。
【鷹乃】「もう・・・いいのよ」
【健】 「鷹乃・・・」
【鷹乃】「結局、かぐや姫は月に戻るしかないのだから」
そう言って切なそうに海を見つめていた鷹乃はボクの方に振り向くと
【鷹乃】「さよなら。ごきげん・・・」
そう言いながら走り去ってしまった。
最後、鷹乃は泣いていたように見えた。
ボクは何も声を掛けることもできずにその場に立ち尽くすしかなかった。
<つづく>


117 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/09 22:25 ID:???
乙です

118 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/10 06:03 ID:???
神光臨

119 :名雪さん@1字違いで名無さん:04/07/10 06:12 ID:???
新作キタ━(゚∀゚)━!!

120 :名雪さん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 09:44 ID:???
せっかくだから、選挙に逝ってくるぜ!!

121 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/12 00:24 ID:???
神よ早く続きを…

122 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/12 01:12 ID:???
>>121
いいだろう

123 :幹彦:04/07/12 02:05 ID:???
上級生の言葉を聞きながら、鷹乃は信じられないものを見た。
確かに自分と目が合いながら、全く関心を示さず通り過ぎて行く父親。
鷹乃はその時、全てを理解した。


宇宙は・・・私に興味がない!?


父親にとって私は死んでもいいし、生きててもいい存在だった。
つまり、どうでもよかった。
生きていれば金が入るし、死ねば少し部屋が広くなる。

それだけだ・・・。

ヒトに迷惑をかけるなとは、娘が原因で面倒事が起きれば
結局しわよせが父親自身に行くから・・・。
あの言葉は娘のためなどではなく、100%父親自身のためのもの。


ヒトとは・・・父親のこと。



ヒトとは・・・人間だ。



「人間に迷惑をかけるな。」



ワタシは・・・人間じゃなかったんだ。

124 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/12 09:36 ID:???
>>123
ハンター×ハンターかよ。

125 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/12 09:39 ID:???
自演乙

126 :124:04/07/12 13:23 ID:???
>>125
いや自演じゃないし

127 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/12 13:34 ID:???
>>126
自演=>>122-123


128 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/12 20:28 ID:???
MemoriesOff2nd もう1つの鷹乃END<その2>
翌日。
ボクは何にもする気が起きないままボーっとアパートで過ごした。お昼過ぎに
信くんがルサックの残り物を持ってきてくれたが食欲もなく手を付けずでいた。
「コンコン」
扉をノックする音。
【健】 「・・・・・・?」
誰だろう? つばめ先生かな? でも、今日は構ってあげられる気分じゃな
い。さっさと帰ってもらおう。
そんな事を考えながら重く感じる身体を起こすと玄関に向かい扉を開けた。
【??】「こんにちわ」
そこには見慣れない銀色のロングヘアをなびかせた女のコが立っていた。
【??】「伊波健さんですか?」
【健】 「は、はい・・・」
女のコは、ボクの名を呼ぶと少しだけ非難めいた瞳で見つめてきた。
その瞳に思わず気圧される。
だが、ボクには目の前の女のコには見覚えはない。
だが、女のコはボクの名前を知っている。誰だろう?
そして、何の用なのだろうと首を傾げた。
すると、そこへ


129 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/12 20:30 ID:???
【??】「双海先パ〜イ!」
階段から別の女の子の声がした。
【健】 「あ、香菜ちゃん?」
階段を駆け上がってきた香菜は息切れしながら健の前に現れると膝に手を置
いた。
【香菜】「ハァハァ。双海先パイ・・・歩くの・・・早いですぅ!」
【詩音】「そうですか? 私は普段どおりに歩いているつもりなんですが」
双海? このコの名前なんだろうか? けれど、ボクにとっては初めて聞く名
前だ。そのコがどうしてボクの名前を知っているのだろう?
そして香菜ちゃんとは顔見知りらしく余計にワケがわからない。
【健】 「あ、あのさ・・・」
ボクが言いかけると
【香菜】「伊波先パイっ!」
【健】 「は、はいっ!?」
【香菜】「どうして鷹乃先パイを止めてあげなかったのですかぁ!?」
【健】 「と、止めてあげなかったって?」
あのおとなしい香菜ちゃんが、いきなり凄い剣幕でまくしたてて来たので思わ
ず後ずさりしてしまう。
【詩音】「そうです、貴方には鷹乃さんを止める義務があったハズです!」
今度は双海さんが叱責するような口調で詰め寄ってくる。
【健】 「2人とも鷹乃のことでボクに用があって来たの?」
【香菜】「当たり前ですぅ! 他に何の用があると思ったんですかぁ!」
【健】 「・・・・・・・・・」
それはそうだ。
それ以外に訪ねてくる理由がない。
【健】 「と、とにかく中に入って。ここで立ち話もなんだから」
そう言って2人を中へと招き入れた。



130 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/12 20:33 ID:???
【健】 「それで、話の続きだけど」
とりあえず座布団を用意して2人に座って貰いながら話の続きを聞こうとし
た途端、香菜ちゃんの激しく抗議を受ける。
【香菜】「伊波先パイは鷹乃先パイがアメリカに行ってもいいんですか!?」
【健】 「いいんですかって・・・それは鷹乃が決めることだし。ボクがあ
     れこれ言える立場じゃないと思うんだ」
【香菜】「もう! 伊波先パイがそんな事言ったらダメですぅ!」
【健】 「・・・・・・・・・」
香菜ちゃんは頬を膨らませて怒っている。こんな香菜ちゃんを見るのは初め
てだ。本気でボクに対して怒っているのだろう。
その表情を見て申し訳ない気持ちでいると
【詩音】「まったく呆れた人ですね」
双海さんは背筋をピンと伸ばした姿勢で言い放った。
【健】 「な・・・」
【詩音】「貴方は鷹乃さんに相談されたトキにもそう言ったそうですね?」
【詩音】「鷹乃さんは貴方のその答えを聞いてアメリカに行く決心をしたそ
     うです。その意味が解りますか?」
【健】 「え・・・?」
【香菜】「鷹乃先パイは伊波先パイに止めて欲しかったんですよぉ!」
そんなハズは・・・。
頭の中が混乱した。


131 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/12 20:33 ID:???
【健】 「だって、鷹乃は・・・ボクの事」
【詩音】「そんな事ないですよ」
【健】 「え・・・?」
ボクの考えを見透かしたように双海さんが呟いた。
【詩音】「鷹乃さんは伊波さんを頼っていました。それは、鷹乃さんの性格
     を考えてみればわかるハズです」
【健】 「鷹乃の性格?」
【詩音】「そうです」
双海さんは静かに頷く。
【詩音】「伊波さんは鷹乃さんが自分の行く道を人に訊ねるような人だと思
     いますか?」
【健】 「それは・・・」
鷹乃は、そんなことを人に訊ねるようなコじゃない。自分の事は自分で決め
るタイプのコだ。ましてや自分の嫌いな相手になど。
【香菜】「ええ。そうです。そんな人ではありません。先パイは強い人です
     から」
健が答える代わりに香菜が答えた。
【香菜】「でも、その強い人が伊波先パイに相談したんです」
【健】 「あ・・・」
そこまで聞いて気が付いた。
香菜ちゃんが言うように鷹乃はボクに止めて欲しかったんだ。
でも、どうしてボクに。ボクは鷹乃に告白してフラれたハズだ。


132 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/12 20:34 ID:m4jyHnXx
【香菜】「黙ってましたけど、鷹乃先パイは伊波先パイの話になると途端に
     無口になって照れてたんですよぉ」
【健】 「え? ま、まさか、あの鷹乃が?」
男嫌いの鷹乃が照れてた? 信じられない。
【詩音】「私にも電話で気になる人がいると言ってました。それとも、貴方
     以外にもそういう人がいたとでも?」
【健】 「・・・・・・・・・」
【香菜】「鷹乃先パイも伊波先パイの事が好きなんですぅ!」
【健】 「鷹乃もボクの事が・・・好き?」
思考が上手く回らない。
フラれて、てっきり嫌われていたと思っていたのに。
【香菜】「伊波先輩! 鷹乃先パイを追いかけて連れ戻して来て下さい」
【健】 「香菜ちゃん・・・」
【香菜】「悔しいけど私じゃダメなんですぅ! 伊波先パイじゃないと鷹乃
     先パイを連れ戻せないんですぅ!」
そう訴える香菜ちゃんの瞳からは涙が滲んでいた。
<つづく>

133 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/12 20:36 ID:???
ぐぅおおおおおっ!
ageてしまった。。。申し訳ない。。。

134 :チャボ組キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!:04/07/12 23:22 ID:???
>133 乙です。

135 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/13 12:02 ID:???
>>133
乙です
次が完結編かな?

136 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/13 19:31 ID:???
いいねぇ、面白くなってきたよ!

137 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/13 20:30 ID:???
MemoriesOff2nd もう1つの鷹乃END<その3>

【健】 「でも・・・」
ボクは香菜ちゃんと目を合わせられず視線を逸らせて呟いた。
ボクにその資格はない・・・。
お父さんの所に戻れば鷹乃は金銭面の心配はしなくていいハズだ。
それは鷹乃にとって幸せなことなのでは?
第一、ボクは一度、鷹乃にこの事を訊ねられて彼女を傷付ける答えをしてし
まってる。
そんなボクに連れ戻す資格などないだろう・・・。
様々なマイナスのイメージが頭の中を駆け巡った。
そんなトキ。
【詩音】「伊波さん」
双海さんが静かにボクの顔を見据えて言った。
【詩音】「もし、ここで行かなかったら貴方は一生、後悔しますよ?」
【健】 「・・・・・・っ!」
双海さんの言葉が稲妻のように脳裏に突き刺さった。
【詩音】「それとも、伊波さんの鷹乃さんへの気持ちはそんなものだったの
     でしょうか?」
【健】 「・・・・・・・・・」
ここで行かなければ一生、後悔する?
ボクの鷹乃への気持ちはそんなものだった?


138 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/13 20:31 ID:???
【健】 「違う! 後悔もしたくないし、そんな軽い気持ちでもない!」
【香菜】「それじゃあ!?」
香菜ちゃんが期待を持った目でボクを見つめている。
【健】 「あぁ! ボクは鷹乃を迎えに行くよ!」
そう言って勢い良く立ち上がると双海さんはボクを宥めるように微笑む。
【詩音】「それでは迎えに行く前に紅茶を一杯入れてあげましょう」
【健】 「え? 紅茶?」
【詩音】「ええ。お湯をお借りしますね」
そう言うと双海さんはカバンの中からティポットを取り出すと、せっせと紅
茶の用意を始めた。
【健】 「・・・・・・・・・」
ボクとしてはスグにでも部屋から飛び出して鷹乃を迎えに行きたい気持ちで
少々、出鼻をくじかれたみたいだったが折角、用意してくれているのに断る
のも悪いと思い、座り直すと紅茶が出てくるのを待った。
横では、さっきまで泣いていた香菜ちゃんが嬉しそうにボクの顔を見つめて
いる。
やがて。


139 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/13 20:32 ID:???
【詩音】「お待たせしました」
その声と同時に紅茶の心地よい香りが漂ってきた。
【香菜】「わぁ! 今日の紅茶もとても良い香りですぅ」
嬉しそうに香菜ちゃんは手を合わせる。
【健】 「え? 今日もって香菜ちゃん、いつも飲んでるの?」
【香菜】「はい! 鷹乃先パイと双海先パイの後を無理矢理くっついて飲ま
     せて貰ってるんですぅ」
香菜ちゃんは笑顔で答える。
そこで思い出した。
【健】 「もしかして双海さんて鷹乃の本屋のお客さんだった?」
【詩音】「はい。そうです」
何を今更という顔で双海さんは答えた。
【健】 「前に鷹乃が店のお客さんで趣味が合うコがいて一緒に遊びに行っ
     たりするって聞いていたから、それが双海さんだったんだ」
【香菜】「そういえばお二人の自己紹介がまだだったですねっ」
そういえばそうだとお互いに顔を見合わせる。
【詩音】「双海詩音と申します。澄空学園の3年生です」
【健】 「澄空? それじゃあ信くんとは知り合いなのかな? 稲穂信てい
     う人なんだけど」
澄空学園と聞いて階下に住む住人のことを聞いてみた。
すると以外なことに。同じクラスだったこともあるそうだ。
何とも人の縁とは不思議なものである。


140 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/13 20:33 ID:???
【詩音】「どうですか? 紅茶のお味は?」
双海さんはボクに紅茶の感想を聞いてきた。
【健】 「そうだね。ウン、美味しいよ。あまり飲みなれてないんだけど、
     何ていうか気品があるというか初めて味わう感覚だよ」
【詩音】「そうですか」
と満足気な顔をすると入れてくれた紅茶の説明を始めようとして香菜に何や
ら慌てて止められていた。
【詩音】「コホン。そうですね、紅茶の説明はまた今度に」
そう言って姿勢を正すとボクの方に向き直り言った。
【詩音】「でも、これだけは言わせて下さい」
【健】 「・・・・・・・・・?」
【詩音】「この紅茶には気持ちを落ち着ける効用ともう1つ重要な効用があ
     ります。伊波さん、何だかわかりますか?」
効用? 何だろう? ボクはわからずに首を捻っていると双海さんは優しく
微笑みながら
【詩音】「勇気が沸いてきます」
【健】 「勇気・・・?」
【詩音】「はい。失敗を恐れない勇気です。その勇気をもって鷹乃さんを連
     れ戻してきて下さい」



141 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/13 20:37 ID:???
【健】 「わかりました」
ボクはそう答えて、ティーカップの紅茶をグイッと飲み干すと立ち上がる。
【健】 「2人共、色々と有難う。おかげで目が覚めた。ボクには鷹乃が必
     要だ。だから連れ戻してくる」
香菜ちゃんは拍手で双海さんは黙って頷いている。
ボクは飛び出すよう朝凪荘を出た。

【詩音】「・・・・・・・・・」
【香菜】「あの・・・双海先パイ?」
窓から走っている健の姿を眺めながら香菜が訊ねる。
【詩音】「なんでしょう?」
【香菜】「さっきの紅茶の効用のハナシなんですがぁ」
【詩音】「はい」
【香菜】「勇気が沸いてくるってホントですかぁ?」
【詩音】「嘘です」
【香菜】「やっぱりぃ」
【詩音】「ウフフ。ちょっとしたおまじないです」
そう言い終えて詩音はクスッと笑った。
<つづく>


142 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/13 20:39 ID:???
>>135
完結までもう1回あります。
申し訳ないダラダラと。。。

143 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/13 21:59 ID:???
続きが楽しみ!待ってます

144 :(,,-д-)さん:04/07/13 23:08 ID:???
>142 まいど乙です。続きが楽しみです。

145 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/14 20:55 ID:???
MemoriesOff2nd もう1つの鷹乃END<その4>

家を飛び出したボクはシカ電に乗ってまずは澄空へ。
そして澄空から電車を乗り換え一路、空港へと向かった。
途中、鷹乃に対して何て言おうか考えたものの結局は思いつかず空港に着い
てしまった。
鷹乃が搭乗する飛行機は、予め香菜ちゃんからメモを渡されていたのでメモ
を頼りに慣れない空港内を走る。
やがて、メモに書いてある行き先の搭乗ゲートのロビーに辿りついた。
【健】 「ハァハァ・・・」
息が切れる。両手を膝に置き呼吸を整えながらも目当ての人物の姿を探す。
そして・・・。
【健】 「・・・いた」
二股に分かれたポニーテールの後姿。
間違いない。
鷹乃は俯いて静かに座っていた。
ボクはゆっくりと近づくと彼女の目の前に立ち、そっと名前を呼んだ。
【健】 「鷹乃」
【鷹乃】「え?」
顔を上げた鷹乃は信じられないものを見るような顔でボクの顔を見て
【鷹乃】「伊波君? どうして・・・ここに?」
【健】 「迎えに来た」
【鷹乃】「迎えに・・・って、なぜ?」
この前、ボクは自分に嘘をついた。
本当は一番ボクが鷹乃に行って欲しくなかったのにそれを言い出せなかった。
だから、今回は・・・。


146 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/14 20:56 ID:???

【健】 「ボクには鷹乃が必要なんだ! だからアメリカなんかに行くな!」
そう叫んだ。
恥も外聞もない。
ボクの正直な気持ちを素直に表現したんだ。
【鷹乃】「伊波君・・・」
【健】 「やっと、わかったんだ。どれだけボクが鷹乃の事が好きなんだっ
     て。ボクはいつでも鷹乃の横に寄り添っていたい」
そう言ってボクは鷹乃の手を引く。
すると、横から別の手が伸びてきてボクの腕を掴んだ。
【父】 「何だね君は!? 鷹乃は私と一緒に戻るんだ! 関係のない者に
     口出ししないで貰いたい!」
強い口調で咎められる。
確かにボクは関係ないかもしれない。
けれど引くワケにはいかない。
【健】 「さぁ、浜咲に戻ろう? 香菜ちゃんや双海さんも待ってる。皆、
     鷹乃にアメリカなんかに行って欲しくないんだ」
だが、鷹乃は俯いたまま動こうとしない。
【健】 「鷹乃?」
【父】 「さぁ、鷹乃行こう!」
鷹乃の父が鷹乃の手を持って強引に連れて行こうとする。


147 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/14 20:57 ID:???
【健】 「ちょ、ちょっと待って下さい! まだ話は終わって・・・」
【父】 「うるさい! 鷹乃は私の所へいるのが一番の幸せなんだ!」
【健】 「鷹乃は本当にそれでいいの?」
【鷹乃】「・・・・・・・・・」
鷹乃はギュッと瞳を閉じたまま答えない。
【健】 「鷹乃っ!」
【鷹乃】「わ、わたしは・・・」
そう言いかけたところで強引に搭乗ゲートの方に連れて行かれる。 
【鷹乃】「あ・・・」
【健】 「鷹乃っ! 待ってくれ! 鷹乃ぉ!」
鷹乃は何かを言おうとボクの顔を切なげに見つめたまま搭乗ゲートへと消え
て行ってしまった。
【健】 「鷹乃・・・・・・」


148 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/14 20:58 ID:???
波の音がする。
空っぽの抜け殻とはこういう事を言うんだろうなと考えていた。
空港まで迎えに行ったにも関わらず鷹乃を連れ戻すことはできなかった。
完敗だ・・・。
サッカーでいえば10対0くらいの完敗。
【健】 「・・・・・・・・・」
でも、最後に鷹乃は何か言いかけたよな?
何だったんだろう?
もしかして本当は戻りたかったんじゃないか?
【健】 「・・・・・・・・・」
いや、気のせいだ。
そんなハズはない。その証拠にボクに付いて来てはくれなかった。
それが何よりの証拠だ。
【健】 「ふぅ・・・」
香菜ちゃんと双海さんに何て言おう。
きっと残念がるだろうな。
そんな憂鬱な気持ちで地面の砂を指でイジる。
すると・・・。
風に乗って、その声は響いてきた。


149 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/14 20:58 ID:???
【鷹乃】「伊波君・・・」
【健】 「・・・・・・え?」
ボクの座っている所から少し離れた場所に彼女は立っていた。
【健】 「鷹乃・・・? どうして?」
【鷹乃】「帰ってきちゃった」
【健】 「帰ってきちゃった・・・って」
ボクの問いに少し照れたように俯きながら逆に鷹乃は聞き返してきた。
【鷹乃】「もう1度、言ってみてくれる?」
【健】 「え・・・?」
【鷹乃】「空港で私に言ったくれた言葉」
鷹乃は潤んだ瞳で見つめてくる。
【健】 「ボクは鷹乃の事が好きだ。そして、いつでも鷹乃の横に寄り添っ
     ていたい」
そう言い終えた瞬間・・・。
鷹乃はボクの胸に飛び込んできた。
そして、束の間の抱擁の後、鷹乃はボクを見上げると
【鷹乃】「・・・信じて・・・いいの?」
ボクは黙って頷くとそっと鷹乃の唇にキスをした。
【鷹乃】「もう離さないで・・・」
そう言ってボクの身体を強く抱きしめてくる。
【鷹乃】「ここが私の居場所だから・・・」
その声音はボクの耳に届くと潮風に乗ると、やがて波音にかき消された。

MemoriesOff2nd もう1つの鷹乃END<終幕>


150 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/14 22:10 ID:???
ヤヴァイ顔がにやける

151 :名雪さん@1字違いで名無しさん:04/07/14 22:25 ID:???
萌え〜〜〜(*^ー゚)b グッジョブデスヨ!!

152 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/14 23:16 ID:???
>>150
>>151
有難うございますぅ。
でも、次からはもう少し短くしますねw


153 : :04/07/15 00:46 ID:???


154 :150:04/07/15 03:02 ID:???
>>152
個人的にはもう少し長くてもいいんですけどね。
ともあれ次回作も頑張ってください。

155 :名前など無い:04/07/15 13:33 ID:???
座右の銘?

156 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/15 21:03 ID:???
MemoriesOff2nd 外伝 〜鷹乃の憂鬱〜

コンコン。
部屋をノックする音が響く。
【健】 「あ、はーい。今出まーす!」
健はドアに向かってそう叫ぶと鏡で髪の乱れがないか確認すると、玄関に向
かいドアを開ける。。
ガチャ・・・。
【鷹乃】「こんにちわ」
【健】 「いらっしゃい。わざわざ休みの日に悪いね」
【鷹乃】「別にいいわ。私の勉強にもなるし」
問題ないといった表情で鷹乃はサラリと答えた。
そう、このところ鷹乃は毎日のように健の勉強をみている。
無論、健の受験勉強の手伝いということもあるが鷹乃自身の復習にもなるの
で勉強を教えることは苦なことではない。
それに鷹乃にとって勉強よりも健に会うこと自体に意味があることだった。
それは健も同じように思っていると鷹乃も感じている。
健と付き合うようになって2ケ月ほど。まだ、周囲の目を気にして学校では
あまり話していない。勿論、照れもあるが他にも問題があるからだ。
よって、会うトキはもっぱら外で会うか健の家で会うことになるのだ。
だが、今日は少し勝手が違っていた。
そのワケは・・・。


157 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/15 21:04 ID:???
【健】 「あれ? 香菜ちゃん?」
健が鷹乃の後ろに隠れている香菜に気付いた。
【香菜】「えへへ。こんにちわぁ」
隠れんぼでみつかった子供のように照れ笑いを浮かべるとペコリとお辞儀した。
【健】 「どうして、香菜ちゃんが?」
驚いたように訊ねる。
【香菜】「鷹乃先パイに無理言って付いて来ちゃったんですぅ」
【健】 「付いて来ちゃった・・・って」
健は鷹乃の顔を見る。
【鷹乃】「ごめんなさい。来る途中に待ち伏せしてたらしくって」
タメ息交じりに香菜を見つめて鷹乃は言う。
【香菜】「だってぇ、鷹乃先パイ。最近は伊波先パイとばっかり遊んで私と
     ちっとも遊んでくれないじゃないですかぁ!」
むーっと頬を膨らませて抗議する。
香菜から鷹乃が健と付き合うことで、大好きなお姉ちゃんを健に奪われた気
分なのだろう。
子供のように拗ねたことを言う。だが、それは的を射た文句でもあった。
【鷹乃】「そ、そんな遊んでなんてっ! 私と伊波君は、そ、その勉強を」
慌てて鷹乃が香菜の言葉を否定する。
だが、そんな鷹乃を見て香菜は意地悪な笑顔を向けて言う。
【香菜】「でも鷹乃先パイ?」
【香菜】「そのワリには毎日楽しそうに学校から帰ってますよね? 今日だ
     って鼻歌を歌いながら歩いてたじゃないですかぁ!」
【健】 「鼻歌って・・・鷹乃が?」
香菜の衝撃告白に健はポカンと口を開けてしまう。


158 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/15 21:04 ID:???
【鷹乃】「ちょ、ちょっと香菜!? それは黙っていてと・・・」
鷹乃は頬を真っ赤にしながら香菜の口を塞ぐ。
【健】 「・・・・・・・・・」
あの鷹乃が鼻歌?
普段クールで笑顔を見ることさえ少ない鷹乃が鼻歌を歌っているなど健にと
っては4年に1度のワールドカップと同じくらい貴重なものだ。
【鷹乃】「と、とにかく! 今日は伊波君と勉強をするのだから香菜は邪魔
     しないでちょうだい。それが約束で付いてきたのでしょ?」
香菜の口から手を離すと鷹乃は少しだけ強い口調で言うと
【香菜】「はぁい」
香菜は健の顔を見て舌をペロッと出して返事した。
【健】 「じゃあ香菜ちゃんはゲームでもしてればいいよ」
そう言って2人を部屋に上げるとゲームがある場所に香菜を座らせる。
【香菜】「サッカーゲームとかがあるんですねぇ?」
【健】 「あまり女の子ができるゲームはないんだけど」
そう言って健は香菜でもできそうなゲームソフトを漁る。
【香菜】「大丈夫ですぅ。私に構わないで伊波先パイは勉強に励んで下さい」
香菜は慣れない手つきでゲームを動かし始める。
勉強の気を使っているのかテレビの音量は絞ってくれていた。
【鷹乃】「それじゃあ伊波君。私達も始めしょう?」
【健】 「え? あ、うん。そうだね」
見ると、既に鷹乃はテーブルの上に参考書とノートを広げていた。
健も慌てて参考書とノートを広げる。
【鷹乃】「それじゃあ、昨日の続きで二次関数の応用のところから」
心地よい鷹乃の声音に耳を傾けながら健は参考書の文字に目を走らせていった。

<つづく>


159 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/15 21:06 ID:???
今回は三人称で少しだけ小説風にしてみました。
駄文にお付き合い下さいませ。

160 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/15 22:00 ID:???
>>159
乙です。
新作早かったすね。

161 :鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ:04/07/15 22:25 ID:???
>159 またまた乙です。顔がにやけまくりですよ。

162 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/16 21:56 ID:???
新作乙です
思ったより早かったから昨日見逃しちゃったよ

163 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/16 22:13 ID:???
MemoriesOff2nd 外伝 〜鷹乃の憂鬱〜<その2>

【香菜】「あ〜ん! もう、何でそこで点を決められちゃうんですかぁ!?」
静かだった部屋に突然、香菜の声が部屋に響いた。
見ると、香菜はサッカーゲームに興じているらしいのだがコンピュータ相手
にやりたい放題やられていた。
【鷹乃】「ちょっと香菜?」
と、香菜を咎めようとする鷹乃を健制すと
【健】 「少し休憩しようよ」
そう言ってゲームする香菜に近づいて行った。
【鷹乃】「え? 伊波君・・・」
【健】 「ボクは鷹乃ほど集中力が続かないよ。それに香菜ちゃんを1人で
     遊ばせておくのも可哀相でしょ?」
そう言い健はニッコリと笑顔を浮かべる。
【鷹乃】「もう・・・」
鷹乃は不満気な表情でシャープペンの先でコッコッとノートに叩いた。
まだ、休憩するにはキリが悪いところなのに・・・。
でも、ボヤいてもしょうがない。
健はこうゆう性格なのだ。誰にでも優しく接する性格で一人遊ぶ香菜を放っ
ておけないのだろう。
そういう健の性格に自分も惹かれたのだからと思うと鷹乃はヤレヤレと一人
で首をすくめるしかない。


164 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/16 22:16 ID:???
【香菜】「あ、さすが! 伊波先パイ上手ですぅ!」
【香菜】「あ! 今のシュートって、どうやるんですかぁ?」
鷹乃は健を見つめる香菜の楽しそうな顔を眺めた。
たしかに最近、香菜にはあまり構ってあげなかったなと鷹乃は感じた。
健と付き合う前までは何かというと自分と一緒に行動していた香菜を思うと
申し訳ない気持ちになる。
そうよね・・・。今日くらいは香菜が一緒でもいいわよね。
鷹乃はそう心の中で呟いた。
目の前では久しぶりに目にする香奈の笑顔と笑い声。
そんな光景に鷹乃は目を細めた。
【香菜】「わぁ! 伊波先パイ、スゴイですぅ!」
【鷹乃】「・・・・・・・・・」
【香菜】「キャー! 伊波先パイ、素敵ですぅ!」
【鷹乃】「・・・・・・・・・」
【香菜】「いや〜ん! 伊波先パイ、シビれちゃいますぅ!」
【鷹乃】「ち、ちょっと香菜!?」
だが、香菜の楽しそうな表情を微笑ましい光景として見ていたのも束の間。
鷹乃は突如として慌てたような声を上げた。
それもそのハズ。
見れば香菜は健の腕に絡み付いてピッタリと密着している。



165 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/16 22:17 ID:???
【鷹乃】「香菜!? す、少し、くっつき過ぎじゃないかしら?」
鷹乃は湧き上がる怒りを何とか抑えつけて静かな口調で言った。
【香菜】「え? あ〜ゴメンナサ〜イ!」
そう謝りながらも香菜は一向に健の身体から離れない。
【香菜】「伊波先パイの身体ってぇ何となく甘えたくなるよぉな身体なんで
     すもぉん」
香菜はエヘヘと笑いながら健に甘えている。
【健】 「香菜ちゃんは甘えん坊なんだね?」
【香菜】「ハイっ。小さな頃からお兄さんかお姉さんが欲しかったんですぅ」
健の言葉により一層、身体を密着させる。
【鷹乃】「!?」
【鷹乃】「いいから離れなさいっ! ホ、ホラ、伊波君も勉強再開するわよっ」
【健】 「え? まだ休憩したばかりじゃないか」
【香菜】「そうですよぉ。鷹乃先パイも一緒にゲームしましょうよぉ」
香菜は健の腕に顔をすりすりとしている。
【鷹乃】「だから、貴方は離れなさいって言っているでしょう!?」
【香菜】「いいじゃないですかぁ? いつもは鷹乃先パイだってやってるんで
     すからぁ」
ぷーっと香菜は頬を膨らませる。


166 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/16 22:19 ID:???
【鷹乃】「ば、馬鹿なことを言わないで頂戴っ! 私は、そ、そんな事・・・」
してない。
あの海岸での抱擁とキス以来、健との身体的接触は皆無だった。
鷹乃の性格的に甘えることはできない。だからといって、甘えたくないワケ
ではない。鷹乃だって健の肩に頭を乗せて疲れを癒したいと何度も思った。
だが、鷹乃の性格がそれを阻んでいるのだ。
【鷹乃】「〜〜〜〜〜〜っ!」
怒りが頂点に差し掛かる寸前で鷹乃は冷静になろうと努めた。
いけない。いけないわ・・・。
こんなことで香菜に怒っては大人気ない。
そう言い聞かせて気持ちを落ち着かせる。
別に香菜は妹みたいなものだし、香菜も健のことを男性というよりも兄の様
に思っているだけだ。
健だって香菜のことを妹みたいにしか思ってないハズ。
そう思い健の顔を見たが、健はまんざらでもない顔をしているではないか。
【鷹乃】「・・・・・・・・・」
そういえば最近の香菜は見るからに身体のラインが女っぽく変化しているこ
とに鷹乃は気付いていた。要するに出るところは出てるというヤツだ。


167 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/16 22:22 ID:???
いやいや・・・。
そんなことはない。私は彼を信じている。あの海岸でのキスの感触は確かな
ものだったのだから。
鷹乃は、そう思い直すと健と香菜から視線を外すと参考書に目を戻した。
そんなトキ。
コンコン!
部屋にノックの音が響いた。
【健】 「あれ? 誰だろう?」
健は立ち上がり玄関に向かう。
ガチャ。
扉が開くとそこには夏期講習で講師をしていた南つばめの姿があった。
南・・・先生?
何故、あの人が・・・?
鷹乃の思考が止まる目の前で健とつばめは笑顔で会話していた。
<つづく>


168 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/16 22:31 ID:???
>>163-167
乙〜
めくるめく萌えの予感

169 :(,,-д-)さん:04/07/16 22:53 ID:???
>163-167(*´Д`)ハァハァ

170 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/17 23:22 ID:???
予想外の人物の出現で鷹乃の思考は混乱した。
【つばめ】「こんにちわ。健くん」
健くん? この人は、一生徒に対して下の名前で呼んでいる?
【健】  「あぁ、つばめ先生ですか。どうしました?」
しかし、そんなつばめの対応に健は別に気にする風でもなく慣れた感じである。
【つばめ】「この間、借りたTシャツ。洗っておいたから」
【健】  「そんな、わざわざ洗わなくてもいいのに」
Tシャツ? 洗っておいた?
言葉を発する前に身体が動いていた。
【鷹乃】 「ちょっと伊波君!?」
すると、つばめが初めて鷹乃の存在に気が付いた。
【つばめ】「あら? 貴方は確か・・・」
【鷹乃】 「はい。寿々奈です」
【つばめ】「あぁ、寿々奈さん。こんにちわ」
つばめは独特の間で鷹乃に挨拶する。
【鷹乃】 「こ、こんにちわ・・・って、そんなことはどうでもいいんですっ」
鷹乃はつばめを見据えて言う。
【鷹乃】 「今の会話の意味はどういう事でしょうか?」
【つばめ】「・・・・・・・・・」
つばめは鷹乃の言葉に顎に指を当て「ハテ?」という表情をしている。


171 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/17 23:23 ID:???
【健】  「ど、どうしたんだよ?」
【鷹乃】 「どうした?・・・って、それはこちらが訊きたいくらいだわ。何故、
      南先生が伊波君の家に訪ねてくるの?」
【健】  「え? それは・・・ねぇ?」
【つばめ】「ねぇ」
そう言って健とつばめは顔を見合わせる。
【鷹乃】 「何? あ、もしかして伊波君、貴方って人は!?」
鷹乃はそう言うと口に手を当て信じられないという顔をする。
だが、そんな鷹乃に健はアッサリと答える。
【健】  「何を誤解しているのか知らないけれど、つばめ先生は隣りの部屋に
      住んでいるんだよ?」
【つばめ】「そ、お隣さん」
つばめも、静かに頷く。
【鷹乃】 「と、隣りって・・・え、それ本当?」
【つばめ】「嘘を付いても始まらないわ。健くんとは正真正銘のお隣さん。それ
      は寿々奈さんが健くんの恋人になるより前からのことよ」
すると、部屋の奥から香菜もやって来てつばめに声を掛ける。


172 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/17 23:25 ID:???
【香菜】 「あ〜。南せんせい」
【つばめ】「あら? 舞方さんも来ていたのね?」
【鷹乃】 「え? 香菜。貴方、南先生と知り合いなの?」
驚いたように鷹乃は訊ねた。
【香菜】 「はいっ」
【つばめ】「私は舞方さんのクラスで古文を教えているのよ」
そう、南つばめは夏季限定の講師として浜咲学園に招かれていたのだが思いのほか
生徒からの評判が良く学校側が期間を延長して雇い入れたのだった。
【健】  「なんだ、そうだったんだ? じゃあ、2人は顔見知りだったんだね」
【香菜】 「はいっ。そうなんですぅ」
【つばめ】「そういうことになるわね」
【鷹乃】 「・・・・・・・・・」
3人の話題に入っていけない。
鷹乃は、何だか自分一人が蚊帳の外のようになっている気がしていた。
【香菜】 「先生? もし、お暇でしたら一緒にゲームでもしませんか?」
香菜が笑顔でつばめをゲームに誘う。
【鷹乃】 「!?」
【つばめ】「ゲーム?」
鷹乃は何を言うのだろうこのコは? という表情で香菜を見た。
これ以上、健の部屋に異性の数を増やしてはいけない。
それでは、せっかくの健との時間を潰されてしまう。


173 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/17 23:27 ID:???
【つばめ】「ゲームねぇ・・・」
つばめは思案するように考え込む。
そうだ。見たところつばめはテレビゲームなどに興味を持つタイプではない。そ
の部分は自分と同じだと鷹乃は感じた。
間違いなくつばめは断ると。
【つばめ】「そうね。たまにはいいかもしれないわね」
【鷹乃】 「!?」
だが、鷹乃の予想は裏切られつばめはアッサリと香菜の誘いを快諾した。
そんな馬鹿な・・・。
鷹乃は愕然とした。
そして、追い討ちをかえるように部屋に上がろうとするつばめが鷹乃の顔を見て
勝ち誇ったように笑みさえ浮かべてきたのだ。
【鷹乃】 「・・・・・・っ!」
このヒト。私も試している・・・?
いや、試しているどころじゃない。私が健の恋人だと知りながら牽制してきてい
るのだと鷹乃は自覚した。
そ、そうわさせないわっ。
鷹乃はギリッと奥歯を噛み締めると
【鷹乃】 「さ、伊波君。私達は勉強をしましょう?」
そう言って健の腕を掴んで参考書を広げているテーブルの所に座らせる。


174 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/17 23:29 ID:???
【香菜】 「え〜? 伊波先パイは一緒にしないんですかぁ?」
香菜が不満げな声を上げる。
【鷹乃】 「もう休憩はおしまいっ」
鷹乃はその言葉をかき消すようにパンパンと手を叩く。
すると、その様子を見ていたつばめが口を挟む。
【つばめ】「そんなにガツガツ勉強しなくてもいいんじゃなくて?」
だが鷹乃もそんな言葉が来ると予想していたのかスグさま応戦する。
【鷹乃】 「ですが、私達は受験生です」
キッパリと言い切った。これで相手はグゥの音も出ないだろう。そう、心の中で
頷いたのだが、相手はそんじょそこらの相手ではなかった。
【つばめ】「受験生だから何だというの?」
【鷹乃】 「え?」
よもやの反撃を食らうと予想をしていなかった鷹乃は固まってしまう。
【つばめ】「勉強の仕方には人それぞれのやり方というものがあると思うの」
【つばめ】「寿々奈さんみたいな優等生はその方法でいいのかもしれないけれど、
      健くんみたいな性格はもう少しゆったりとしたスタイルの方が良い
      と私は思うのだけれど」
【鷹乃】 「・・・・・・・・・」
【つばめ】「もし・・・。それでも健くんの成績が上がらないようならば私が個
      人的に教えてあげれば済む問題だと思うし」
【鷹乃】 「・・・・・・・・・っ!?」


175 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/17 23:31 ID:???
つばめの言葉に鷹乃は思わず息を呑む。
これは、自分に対する宣戦布告だ。でも、肝心の健は私の恋人なのだから。と、
祈るような気持ちで健の言葉を待つと。
【健】  「アハハ。それは心強いなぁ!」
と、嬉しそうに返事していた。
【香菜】 「あ! 私もこうみえて数学とか得意ですから、2年生のところまで
      だったら何でも聞いて下さいねっ」
【健】  「え〜? 香菜ちゃんまで? 何だかわるいなぁ」
ブチッ!
そこまでの会話を聞いて鷹乃の堪忍袋の音が切れた。
【鷹乃】 「わかったわ・・・」
怒りに震えた声が小さく響く。
【健】  「・・・え?」
【鷹乃】 「もう、わかったわ」
【健】  「な、なにがわかったの?」
鷹乃の様子がおかしいと気づいた健が恐る恐る訊ねたが時すでに遅い。
【鷹乃】 「貴方みたいな羽虫なんか、食虫植物に食べられてしまえばいいのよっ!」
鷹乃は、目の端に涙を溜めながらそう叫ぶと部屋から飛び出して行ってしまった。
【健】  「鷹乃!?」
健はスグさま部屋を出たが、もうスデにそこに鷹乃の姿はなかった。

<つづく>


176 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/18 01:08 ID:???
目に涙を溜めた鷹乃に萌え

177 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/18 01:48 ID:???
鷹乃逃げ足はえーなー

178 :名雪さん@1字違いで名無しさん:04/07/18 10:26 ID:???
おーおーおー、まったくもって鷹乃たんですな。(*´Д`)ハァハァ

179 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/18 21:23 ID:???

     [`>.⌒´`';`ヽ
     Kiミ!リノ)))〉
    ノハ.(l!゚ ヮ゚ノ  バーカ
    (( とI!爽iつ
    ` 'く/_|l〉
        (_j_!

180 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/19 05:50 ID:???
>>179
ムキになるなよ・・・
ガキの頃、よく人力機であそんだだろ?エンジンを切って風にのる・・・
名づけて必殺、竜鳥飛びだゼ!

181 :170:04/07/19 11:44 ID:???
アク禁食らってまつ。。。

182 :鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ:04/07/19 20:48 ID:???
>179
(,,TдT) <鷹乃たんが壊れた〜〜。

>181
Σ( ̄□ ̄;) マジデスカ

183 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/19 21:23 ID:???
>>181
(´Д`)ニャント!?

184 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/20 16:46 ID:???
>>179
       _
     ,;´f二コヾ、
      i ノ从 リ)〉
      |(lr○_○リ 鷹乃先輩、もっとなじってくださいぃ…
      ノ ⊂!爽iつ
    '´´´く/_|l〉'
        (_j_!

185 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/20 21:58 ID:???

     [`>.⌒´`';`ヽ
     Kiミ!リノ)))〉  うるさいわね!
    ノハ.(l!゚ ヮ゚ノ  香菜なんかキライッ!
    (( とI!爽iつ
    ` 'く/_|l〉
        (_j_!

186 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/20 22:16 ID:???
鷹乃を追うのを諦めた健は仕方なく部屋に戻る。
部屋に入ると心配にそうに健を見つめる香菜の姿。そして、窓から庭を眺める
つばめの姿。
【つばめ】「少しやり過ぎたかもしれないわね」
健が戻ったことに気付いたつばめは振り返り顎に指を当てると呑気な声で言っ
た。
【健】  「やり過ぎたって・・・だから、ボクは止めようって言ったんです
      よっ。 鷹乃、本気で怒ってましたよ!?」
【香菜】 「私もあんなに怒った鷹乃先パイ見たの初めてですぅ! どうしよ
      ぉ、鷹乃、二度と口をきいてくれなかったらぁ」
香菜などは瞳をウルウルさせている。
だが、若い国語教師はそんな言葉もどこ吹く風を聞き流し、逆に言い返す。
【つばめ】「あら、健くん? 人に責任転嫁する気? 元はといえば健くんが
      寿々奈さんの本当の気持ちが知りたいって私達に言ってきた事が
      発端ではなくて?」
【健】  「え!? そ、それはそうですけど・・・」
あっという間に口ごもる健。
そう。これは仕組まれたシナリオだった。
ハナシは3日前に遡る。


187 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/20 22:16 ID:???
【つばめ】「要するに健くんは寿々奈さんの本当の気持ちが知りたいワケね?」
つばめは、健のハナシを聞き終わると足を組み直して訊ねた。
放課後。場所は学校の保健室。
【健】  「な、なんか、問診されてるみたいなんですけど・・・」
【つばめ】「あら? 生徒の健康や悩みのカウンセリングは教師として当た
      り前のことよ??」
さも当然の事のようにつばめは言う。
【健】  「そりゃ、そうですけど。先生はウチの学年の担当じゃないし科
      目も分野も全然違うじゃないですかっ!?」
【つばめ】「・・・そんなの関係ないわ。どの学年でも生徒は生徒よ? そ
      んな事よりも」
健の抗議をサラリと受け流すと逆に持っていたボールペンで健の顔をビシッ
と指して
【つばめ】「今は健くんのその悩みを取り除く方が大事じゃなくて?
【健】  「そ、それは・・・」
その言葉に健は思わず言いよどむ。



188 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/20 22:17 ID:???
鷹乃と付き合いだして2ケ月が経っていた。鷹乃とは同じクラスということも
あり何かと一緒に行動することが多いだろうと期待していた健だったが、鷹乃
との距離は付き合う前、言ってみれば夏休み前を大差ないものだった。
最初は鷹乃が照れてるのかもしれないと、大して気にせずにいたのだが日が経
っても鷹乃の行動は一向に変わる気配がない。
教室で会っても目を逸らされ、一緒に帰ろうと誘っても忙しいからと断られて、
学校では鷹乃から健に近づいては来ることはなかった。
学校外や健の家で勉強することはあってもそれだけで別段、恋人らしいことは
何もなく。
勿論、キスなどあの海岸で交わした1度きり・・・。
こうなると、鷹乃は一瞬の気の迷いで自分と抱き合ったのではないか。そして、
今の鷹乃は自分のことなど好きでもなんでもないのではないかと健は考え悩ん
でいた。
そして、晴れない気持ちを抱えながら放課後の廊下をトボトボ歩いているとこ
ろをつばめが、見咎め保健室に連れ込むと悩みを打ち明けさせたというワケだ。


189 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/20 22:17 ID:???
会話の続き。
【つばめ】「今、健くんが悩んでいるのは寿々奈さんの気持ちがわからない
      から悩んでいるのでしょう?」
【健】  「ま、まぁ・・・」
【つばめ】「だったら、彼女の本当の気持ちを出させればいいんじゃなくて?」
【健】  「そ、そんな事ができるならやってますよ」
健は少しだけムッして言い返す。
【健】  「簡単に言いますけど、先生にソレができるんですか? 人の本当
      の気持ちを出されることが」
その問いにつばめはサラリと答えた。
【つばめ】「そんな事は簡単だわ」
【健】  「・・・え?」
健は驚いてつばめの顔を見た。その顔は冗談を言っているようには見えない。
【つばめ】「どう? 知りたい?」
つばめは試すような視線と笑みを送ってくる。
【健】  「そ、そりゃ知りたい・・・ですけど。でも、どうやって?」
【つばめ】「だから簡単だと言ったでしょう?」
そう言うと、つばめはスグさまシナリオを作り上げると鷹乃の後輩である香
菜をも巻き込んでの作戦決行となったのだ。
しかし、誤算というかつばめの描いたシナリオ自体は完璧だったのだが、い
かんせん完璧過ぎた。



190 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/20 22:18 ID:???
その結果、鷹乃の本心は知ることは十二分にできたのだが、その反動で鷹乃
の怒りの臨界点まで大きく上回ってしまった。
【香菜】 「・・・伊波先パイ。鷹乃先パイの家まで行って迎えに行った方
      がいいんじゃないですかぁ?」
心配そうに香菜が言う。
【健】  「・・・そうだよね」
香菜の言葉に、そう答える健。
いくらなんでもヤリ過ぎだ。確かに鷹乃がヤキモチを焼いてくれたという事
は嬉しい気持ちだった。それは、少なからず自分を嫌ってはないという意思
表示だから。
だが、この方法では鷹乃の気持ちをもて遊んだとも言える。
それは彼女の恋人として信頼される身として許されるものではない。
健は立ち上がり鷹乃を迎えに行こうと部屋を出ようとする。
だが、それを止める国語教師。
【つばめ】「迎えに行かなくても平気」
【健】  「・・・え?」
その言葉に振り返る健。
【つばめ】「あのコは頭の良いコ。きっと自分で戻ってくるから心配しなく
      てもいいわ」
そう言うと、つばめは窓から吹いてくる風を心地良さそうに受け止めていた。
<つづく>

191 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/20 22:18 ID:???
規制解除しまつた。


192 :鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ:04/07/20 23:27 ID:???
>191 毎度乙〜。
    流石は先生だ。

193 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/21 00:42 ID:???
鷹乃タソSS(・∀・)イイ!!

194 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/21 12:55 ID:???
鷹乃を試すようなまねをするとはイナケン許すまじ!

195 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/21 23:21 ID:???
MemoriesOff2nd 外伝 〜鷹乃の憂鬱〜<その5>

何処をどう帰ったのかわからない程、鷹乃は興奮していた。
気付いたら自宅の店先に立っている自分に驚いたぐらいだ。
【叔父】 「ん? たけ? もう帰ってきたのか?」
店番をしていた叔父が鷹乃の帰宅に気付き声をかけた。
【鷹乃】 「・・・・・・・・・」
【叔父】 「今日は遅いと言っていたのに随分、早い帰りじゃないか?」
不思議そうな顔で叔父は訊ねた。
家を出る時には遅くなるからと嬉しそうな顔をして言っていたのを叔父は、
はっきりと覚えていた。
そんな叔父の問いに
【鷹乃】 「もう、用は終わったわ」
ぶっきらぼうに答える。
そんな鷹乃の様子を見て叔父が一言。
【叔父】 「なんだ? ボーイフレンドと喧嘩でもしたのか?」
その一言が強烈な一言だったので鷹乃の頬はカァと赤くなる。
【鷹乃】 「な、な、何言ってるのよっ!?」
【叔父】 「なんだ、図星か? カカカ!」
と叔父は笑いながら言う。
【鷹乃】 「もう! うるさいっ! 私が店番するから、叔父さんは休んで
      てっ!」
【叔父】 「お、おい!?」
鷹乃は叔父を無理矢理、店の奥に押し出すとフゥと大きく息を漏らす。
【鷹乃】 「まったく・・・。男って生き物は・・・」
そう独り言を吐くとレジに歩いて行った。


196 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/21 23:22 ID:???
といっても鷹乃の叔父が経営する文誠堂は大型書店と違い扱っているジャン
ルが狭いため客の数は少ない。
丁度、その時も店に客の姿はなく鷹乃はレジで一人でいるしかなく、嫌でも
さっきまでの事が頭の中を駆け巡ってしまう。
だが、一人で考えることで急激に冷静さを取り戻してきた。
【鷹乃】 「・・・・・・・・・」
自分らしくない言動と行動だったな・・・。
まず、思ったことはその事であり情けない事だと唇を噛んだ。
数少ない健との2人きりの時間。
それを後輩である香菜に邪魔され、南先生にまで邪魔されたくらいで怒った
自分。
そんなに自分は嫉妬心が強かったのだろうか? 
そんな事は解らない。何せ自分自身、異性と付き合ったこと自体が初めてな
のだから。
だが、自分の性格からして多少の嫉妬心はあるのは当然とはいえ今日の自分
の言動と行動は異常だった。
その理由は鷹乃自身、わかっている。
『白河ほたる』今は学園にはいない一人の女性を意識していた。
【鷹乃】 「私じゃ、白河さんの真似は無理よね・・・」
そうポツリと鷹乃は呟いた。

<つづく>


197 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/21 23:28 ID:???
鷹乃の叔父さん(*´Д`)ハァハァ

198 :名雪さん@1字違いで名無さん:04/07/22 05:56 ID:???
ほたるちゃんの真似が出来る人なんていないのになぁ・・・(*´Д`)ハァハァ

199 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/22 20:47 ID:GW68DsDv
MemoriesOff2nd 外伝 〜鷹乃の憂鬱〜<その6>

【鷹乃】 「ふぅ・・・」
店内の床をモップで綺麗に磨きあげると鷹乃は大きく息を吐くと額に滲んだ
汗を手で拭く。
暇にかまけてボーッとするとロクなことを考えないので、とりあえず身体を
動かしたのだが、それでも心は晴れない。
やはり、自分で呟いた言葉が頭の中からこびり付いて離れないのだ。
自分には彼女の真似などできない・・・。
そう思うとまた瞳から涙がジワッと滲んでくる。
そんなトキ。
【詩音】 「こんにちわ」
店の扉を見知った人物が開けていた。
【鷹乃】 「あ、し、詩音・・・」
店の入口に澄空学園の制服を着た双海詩音が自慢の銀髪を風になびかせなが
ら立っていた。
それに気付いた鷹乃は涙を隠すように慌てて顔を逸らす。
【詩音】 「・・・・・・?」
【詩音】 「鷹乃さん?」
【鷹乃】 「ううん。・・・何でもないわ」
無理に笑顔を作って詩音を見つめる。
【詩音】 「・・・・・・・・・」
【鷹乃】 「そ、それより。どうしたの今日は?」


200 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/22 20:48 ID:GW68DsDv
鷹乃は怪訝そうな表情の詩音から逃れるように話題を振った。
【詩音】 「・・・私は先週、予約しておいた洋書を取りに来たのですが」
そう言うと詩音は何かを窺う様な視線で訊ねてきた。
【詩音】 「それより。何故、鷹乃さんがお店にいるのでしょうか?」
【鷹乃】 「え・・・?」
その言葉に鷹乃は思わずドキッとする。
【詩音】 「一昨日、電話で今日は用があるから店にはいないと嬉しそうな
      声でおっしゃってたじゃないですか」
確かに一昨日の晩、詩音が予約した洋書の本が入荷した取りに来てと電話し
た際に、今日は自分は用があっていないからと伝えていた。
【鷹乃】 「あぁ、その事ね。その用は無くなったのよ」
そう答えると鷹乃はぎこちなく笑顔を作る。
【詩音】 「・・・そうですか」
詩音もそこまで言うと、それ以上の追求はしてこなかった。
【鷹乃】 「ところで詩音は時間あるの? あるなら少しお茶でも飲んで行
      って」
【詩音】 「はい。・・・そうですね。夕方までなら時間が空いているので
      それまでなら結構ですよ」
【鷹乃】 「そう。それなら待っていて。今、お茶の用意してくるから」
そう言い残すと鷹乃は店の奥に消えて行った。
【詩音】 「・・・・・・・・・」
その姿をやはり、いつもの鷹乃とは違う姿だと詩音は感じながら見つめてて
いた。


201 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/22 20:50 ID:GW68DsDv
それから鷹乃と詩音はお茶を飲みながら取り留めない話しをした。お互いが
街で見つけた美味しい紅茶の店や雑貨店のハナシ、そして進路のハナシ。
詩音は文系の大学への進学を希望しているのだが、外国暮らしが長い詩音に
とって日本語の理解が難しいと鷹乃に嘆いていた。
そんな詩音を鷹乃が力強く勇気付けていた。
だが、そんな鷹乃もハナシが学校生活の事に及ぶと途端に口数が少なくなる。
【詩音】 「鷹乃さん? 何かあったのですね?」
業を煮やした詩音は、断定するように切り出した。鷹乃の性格を考え敢えて
そう切り出したのだった。
【鷹乃】 「・・・・・・・・・」
【詩音】 「今日の鷹乃さんの様子は明らかに変です。さあ、何があったの
      か、誤魔化さずに打ち明けて下さいっ」
少しだけ肩をいからせた詩音は、そう問い詰めてきた。
普段はおだやかな詩音からすると、その行為は珍しいことだった。
だが、そんな詩音にも
【鷹乃】 「でも、これは私自身の問題だから・・・」
そう言って鷹乃は俯いて口を開こうとしない。
すると、詩音は突然、立ち上がり


202 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/22 20:53 ID:GW68DsDv
【詩音】 「もう! 水臭いですよっ」
そう大声を上げると続けざまに言った。
【詩音】 「私は鷹乃さんだから自分のことを何でも話せますし鷹乃さんの
      話も何でも聞けます」
【鷹乃】 「・・・・・・・・・」
【詩音】 「鷹乃さんの元気のない姿を目にしたら理由を知りたいのは当た
      り前のことじゃないですか?」
【鷹乃】 「・・・・・・・・・」
【詩音】 「私は別に鷹乃さんの力になりたいとか弱みを見せろと言ってる
      のじゃないんですよ?」
【鷹乃】 「・・・・・・え?」
詩音の言葉に思わず顔を見上げる。
すると詩音はニッコリと笑い
【詩音】 「かけがいのない友達として当然のことを言ってるだけです」
【鷹乃】 「あ・・・」
【詩音】 「私にとって鷹乃さんはかけがえのない友達なんですから」
【鷹乃】 「し、詩音・・・」
【詩音】 「さぁ、話して下さい。話さないと明日の朝まで紅茶の講義をし
      ちゃいますよ?」
最後に悪戯っぽく言う詩音。
【鷹乃】 「もう・・・詩音たら」
そう言いながらも詩音の優しさがジワーっと身体の中に染み込んでいくよう
で、良い友人を持ったものだと鷹乃は改めて感じた。
【鷹乃】 「ありがとう。詩音・・・」
そうして、鷹乃は自分の抱える悩みを洗いざらい詩音に打ち明けたのだった。

<つづく>


203 :(,,-д-)さん:04/07/22 22:26 ID:7WzDXztf
ふむふむ、詩音たんは問い詰めよりも紅茶の講義が武器なのか_〆(。。)メモメモ

204 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/24 12:50 ID:OuK1B3st
君が望む永遠の水月と孝之の声優がつきあっていた
http://ex7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1090584533/

205 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/25 20:26 ID:LBKKk5oD
続きまだ?

206 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/28 10:24 ID:iqOpeEJP
期待あげ

207 :名無しくん、、、好きです。。。:04/07/28 19:24 ID:SP1RLYJI
期待さげ

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